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第17話
writen by ドンデッチ
――来る。
純夜は姿が目で追えないものの、直感的にバルバロスが向かってくる気配を感じた。反射的に後ろへ飛び退く。
『オビエルナ。オチツイテタタカエバ、ショウキハアル』
「分かってるって」
純夜は立ち止まって目を瞑った。
「バカナコゾウダ。シヌカクゴデモ デキタカ?」
落ち着け、落ち着け、落ち着け、落ち着け…。
「そこかっ!」
……ガキンッ!
バルバロスの攻撃を純夜はレェーバテインで受け止めた。
「ホオ、ヤハリ、ナカナカヤルヨウダナ。シカシ、マダマダアマイ!」
バルバロスの力に純夜はどんどん後ろに押されていく。踏ん張りが効かず砂にズルズルと足跡が残る。
「くっ…、こんなに力の差があるなんて…!俺にコイツは倒せねえのか?」
ボッ、ボッ、ボッ。
「ン?ナンダ、コノテイキュウマホウハ?」
バルバロスは剣を大きくはじき純夜は校舎の壁に叩きつけられた。そして振り向いたその視線の先には―…。
「…ぃてぇ…、なっ… 沙季!?」
「ハァッ、ハァッ… 純夜は、純夜はアンタなんかに、負けないんだから!」
「ソノテイドノチカラデ、ナニガデキルトイウノダ。メザワリダ。」
バルバロスは沙季の方を向いて剣を構えた。
「沙季!!」
ヤバい、逃げろ沙季…!!
その時、いきなりバルバロスの足元から凄まじい火柱が起こった。バックドラフトのようなドォ―ンという音を立てて。
「グッ、ジャマナムシケラドモメッ。イッタイナニヲ…」
「君たち大丈夫〜?」
「け、圭ちゃん先生!!」
「クッ、アトノ ニヒキハ ナニヲヤッテイルンダ!!」
「残念でしたァ〜、後の二匹ってあなたほど強くないッポイのよねぇ♪」
「…フッ」
微かにバルバロスの口元が弛んだ。
その頃、藤田先生とユリッチはそれぞれ魔物と対峙していた。魔物たちはまさに人間の形をしていた…。
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